マスターシェフと褒めの文化

Posted in: 2010年 11月 16日
Category: ひとりごと

オーストラリアで人気の料理番組について以前も書いていますが、今回は「Junior MasterChef Australia」ということで、子供たちが料理の腕を競い合ってきました。そして昨夜、初代ジュニア・マスターシェフが決定したんですね~。

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トップ8まで進んだ頃から、もう涙なしではみていられませんでした。一生懸命な子供たちの姿と表情に感動しっぱなしです。子供たちが作る料理は信じられないくらい洗練されていて「これ、1時間で作れるの?」と驚くばかりですが、子供同士のやりとりやジャッジとの会話をみていると心がなごむのです。

大人たちのシリーズと違い、いつもは辛口コメントのジャッジたちも優しい言葉で励まし、表情もやわらかです。そして子供たちへなげかけられる言葉というと、とにかく、褒めて、褒めて、褒めちぎるんです。最近、教育現場にかかわっているのですが、そこでも毎回驚きます。この国では子供たちを褒めることが非常に多いんですね。「Well done!」「That’s amazing!」「I’m proud of you」などの褒め言葉を一日どれだけ耳にすることか。ちょっとしたことでも、とにかく褒めます。褒めている大人も真剣なので、側にいるわたしまで気持ちよくなります(笑)。

そうして褒められて育ってきた子供たちはというと、そのジュニア・マスターシェフをみていて思ったのですが、自信に満ち溢れていますね。10歳前後の子供たちが、堂々と自分の気持ちや考えを口にします。そして喜びも悲しみも体全体でストレートに表現します。

テレビ番組なのである程度の脚本があるのかもしれませんが、キラキラした目で料理し、ジャッジたちと大人顔負けの言葉をかわし、時にはライバル同士で抱き合い、励まし合い、なんて素敵な子供たちなんだろうと毎回心動かされました。そうして叔母ばかなわたしは、京都で暮らす甥っ子姪っ子たちのことを思い出しては、ぎゅ~! って抱きしめながら褒めてあげたいなぁという思いでいっぱいになるのです。

あ~、次のシリーズが待ち遠しいなぁ……。

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