「バンコクから始まって、シンガポールで終わる」これだけを決めていました。あとは、心のおもむくままに過ごすつもり。朝、目がさめて、今日はどこへ向かおうかと地図を片手に考えるのが好き。各駅停車にゆられて、人の乗り降りをながめたり、地名が気に入ったら降りてみるのもいい。私はどうもバンコクでは落ち着かないので、世界中からバックパッカ-が集まる有名なカオサンも通り越して、さっそくホアランポーン駅から列車にのることにしました。旅に出ると手紙をだしたくなります。たんに「今、どこそこにいる。」と自慢したいのだと思います。それに、異国にいるという程よい緊張感、そして日常から離れたと開放感でいっぱいになり、自分や人生について語りたくなるのだと思います。受け取った人にしたら「?」な内容だったりするらしい・・・。旅は始まったばかりなのに、さっそく売店で絵葉書と切手を買いました。列車の中では、ながれゆく景色をぼんやり眺めるもよし、ごそごそと食べものをつまむのも、とても楽しい。駅に停車すると、どこからともなく物売りの人たちが窓に群がってきました。お米の上に卵とお肉のそぼろと野菜ののったお弁当を買ってみました。ぱさぱさしたごはんがくせになりそうです。