『世界見て歩き』は、1990年代後半~2000年初め頃の学生時代の旅の記録が主な内容となっています。情報は古く、内容も青臭いですが、思い出に残してあります。写真は、当時フィルムカメラで撮影していたので、少ない枚数の中から選んだものです。日付入りだったり、そうでなかったりしますが、どうぞご了承ください。

トルコ・イスタンブールに寄り道

Traveled in: 2000年 03月
Place:

どこを旅していても、つい目がいくのは現地の人の生活がにじみでているような光景です。イスタンブールでは食にたずさわる人たちの写真をたくさん撮ってきました。

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イスタンブールではとにかく日本語ぺらぺらの「自称ガイド」がうるさく話しかけてきて、彼らを振り払うのに大変でした。結局、面倒くさくなってアヤソフィアやブルーモスクは遠くから眺めただけでした。だから観光スポットの写真はほとんどありません。

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アヤソフィア大聖堂

彼らをふりきって、なんとかトプカプ宮殿に逃げ込むと、とても静かで落ち着きました。

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展示されている宝物があきれるほど豪華で、当時の権力はさぞかし強力だったのだろうと思いました。これらは、まだ質素なほう。

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イスタンブールで食べたケバブは、お肉がぎゅうぎゅう詰めで、肉汁が野菜とパンに染み込んで、とてもおいしかったです。でも、何よりもパンがおいしかった。薄いピタパンも、露店で売っているパンも、かなりおいしかった。最終日にいくつか買って、紙でくるんで持って帰ったほどです。

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こうして食べ物を頭にのっけて運ぶ姿をよく見かけました。上手くバランスをとっているものですね。

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チャイを運ぶお兄さん

チャイ屋さんも配達してくれます。グランドバザールで店主との値切交渉中にお互いが疲れてきて、チャイをご馳走になったこともありました。一日に何度もオーダーしているようでした。

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バザールの商人たちはかなりのやり手だけれど、ひやかして歩くのがとても楽しかったです。使うつもりで買ったチャイセットは吟味をかさねた一品だったけれど、今のところ飾りにすぎません。ああいうお茶の飲み方や、その国独特の食べ物は、現地だからこそ、その良さが味わえるんだなと思いました。