指輪のことと「道楽」さん
あまりに慌しくご挨拶や入籍などをこなしていたので、二人とも結婚指輪のことをすっかり忘れていました。ハッと気がついて「買っとこっか?」という話がでたのは、オーストラリアに戻る5日前です。呉駅前にあるそごうデパートへとびこみ、とりあえず、ジュエリー売り場をうろうろしました。どんなのにするのか、まったく考えのなかったわたしたちは、いったん売り子さんにつかまるとなかなか身動きがとれません。そこに、Pちゃんママが「あっちにも、いろいろあるから、見てみんさい」と助け舟を出してくれました。
わたしは漠然と「プラチナかなぁ~」と思っていたのですが、Pちゃんママのアイデアでプラチナとゴールドのコンビというものに心がかたむきました。プラチナオンリーのものだと、他のアクセサリーと合わせてつけるのが、難しくない? ということでした。すでに持っているものや好みを考えてということで、たしかに、わたしが持っている数少ないジュエリー(どれも、祖母や母からゆずりうけた大切なもの)はゴールドの台だし、それらと一緒に身につけてもおかしくない指輪がベストです。そんなわけで、プラチナにほんのすこ~しだけゴールドのラインが斜めに入った、とてもシンプルな指輪を選びました。Pちゃんママに一緒について来てもらって、本当によかった~。さすが、年の功ですね。
でも、そこで問題発生! Pちゃんのサイズが……。24号というのは、日本ではかなり特大サイズらしく、ましてや数日後にオーストラリアへ戻るので、2~3日中に手に入れたいと言うと、かなりびっくりされました。普通、結婚指輪はお式の数ヶ月前から準備するみたいですね。それに、縁起物なので、切ったりしてサイズ調整はしないということ。サイズ問題に輪をかけて、記念のものだから、ちゃんと刻印も入れてほしいとわがままを言い、いろいろ頑張ってもらったのですが、どうにもこうにも24号というのは在庫がなく……。で、結局はあきらめて、がっくりと肩をおとして帰路についていたところ、なんと息をきらしながら店員さんが追いかけてきてくれたのです。手をつくしてみたら、なんとか間に合いそうだと! で、もう一度売り場へ戻り、指輪に刻む言葉やマークを考え、正式に購入することができたのです。
23日の昼は京都で、わたし側の親族が20数名集まり会食したのですが(京阪五条駅から徒歩数分の料亭「道楽」さんにて)、その後、指輪の受け取りだけのために二人で会を抜け出し、呉へ戻りました。なんと、呉での滞在時間は20分! その日の夜は大阪で人と会う予定があったので、まさにとんぼ帰りです。でも、無事に指輪を受け取ることができました。
ちなみに道楽さん、お料理も美味だけれど、建物自体、ものすご~く風情があっていいですよ。両親は何度も食事したことがあるお店なのですが、わたしは初めてでした。まわりに、清水寺や六波羅蜜寺、豊国神社、三十三間堂など観光名所が集まっているので、おすすめですよん。
Pちゃんママのアドバイス、NICEですね!私はゴールドファンじゃないので、「絶対プラチナ!」と全部プラチナ色(?)の指輪を買ったんですけど、sangoさんのエントリーを読んで、買いなおすときは参考にしよう!と思いました。
それから指輪のサイズ!家の旦那もサイズがない、しかもPちゃんよりも大きな指。探すのが大変でしたけど、日本のお店は頑張ってくれますよねぇ!
間に合ってよかったですね。
りちさんの旦那さん、もっと大きい指なんですね~。ほんと、日本のお店は頑張ってくれますよね。そうそう、わたしも絶対にプラチナ! と思っていたんですが、コンビもなかなですよ。こちらではプラチナはほとんど見かけめせんよね。ホワイトゴールドなら売ってるけど。何にせよ、自分の肌にぴったりくるものが一番!