日本里帰り日記・中目黒にて

今回の里帰りでは家族写真をたくさん撮りました（と言っても、姪っ子や甥っ子ばかり……）。行ったところや食べたもの写真はごくわずかなのですが、よい思い出なので記録しておこうと思います。

Yちゃんが成田に到着するまでに少し時間があったので、ずっと行ってみたかった古本屋さんを探しに中目黒へ向かいました。

目黒川沿いの新緑がまぶしかったです。ふらりと散歩するにはちょうどいい時期でした。洋服屋さんの前で休憩中だったお兄さんに本屋さんの場所を尋ねると丁寧に教えてくれました。感じの良い人と言葉をかわすだけでその街に好感を持ちますよね～。

さ、「COW BOOKS」に到着しました。ドキドキします。店内はとっても静かで初めは緊張したけれど、他のお客さんがリラックスして自由に本を眺めていらしたので、わたしも何冊かの写真集を手にし遠慮なく腰掛けさせてもらいました。

探していた本（インターネットで探しても見つからなかった）について店員さんに質問してみたら、その本の入荷を待っている方がすでに3人いるとのことでした。残念でしたが、縁があればいつか読めるだろうと思って、その日はあきらめました。

そうそう、そのスタッフの女性がナチュラルな感じで、なんだかさりげなくて良いな～と思いました。それというのも、それまでに街中で目にした日本人女性たちがきらびやか過ぎて（髪の毛とか洋服とかつけまつげとかネイルとか）、なんだか圧倒されてしまっていたのです。あんな風に全体的なイメージがさらりとしているのって素敵だなと感じました。

5～6年前に読んだ短いエッセイがずっと心に残っていて、その書き手が松浦弥太郎さんだと知り、COW BOOKSにも興味を持ちました。店先と店内でちらっとご本人を見かけたときにはなんだかドキドキしました。楽しい中目黒でした。